記録媒体(記憶媒体、メディア)のまとめ

1MB記録するのに何円掛かるのか?

ここでは記録に必要な環境(パソコン、ライティングソフト、ハードウェア、書き込み時間)などは考慮せず、単純に「幾ら掛かるのか?」に絞った。

価格は2008年1月中旬、無名メーカーは除外し、kakaku.comの最安値を採用。50枚組として広く販売されている場合は、そちらのパッケージで算出。MOメディアは取扱件数少なく、大手家電メーカーの価格を採用。

メディア名称 最大容量 価格 1MB当たりのコスト
PC用データ用フタロシアニン色素 700MB シルバーレーッベル×50枚三菱化学 CD-R 700MB x48 50p SR80FC50N - 700MB×50枚分 CD-R 35GB 1,323 0.038円
富士フイルム DDRMC94C3X (RAM TYPE4 3倍速 1枚) DVD-RAM 9.4GB 618 0.066円
マクセル DR120WPB.S1P5S A (DVD-R 8倍速 5枚組) 9.4GB DVD-R 5枚 47GB 349 0.007円
トランセンド TS1GCF80 (1GB) コンパクトフラッシュ CF 1GB 2,580 2.580円
トランセンド TS2GCF133 (2GB) コンパクトフラッシュ CF 2GB 2,580 1.290円
トランセンド TS4GCF133 (4GB) コンパクトフラッシュ CF 4GB 5,060 1.265円
トランセンド TS8GCF133 (8GB) コンパクトフラッシュ CF 8GB 8,180 1.023円
トランセンド TS16GCF133 (16GB) コンパクトフラッシュ CF 16GB 16,240 1.015円
PQI QSDS-1G (1GB) SDカード 1GB 879 0.879円
PQI QSDS-2G (2GB) SDカード 2GB 1,380 0.690円
PQI QSDH6-4G (4GB) SDHCカード 4GB 3,480 0.870円
エレコム MF-FSDH08G (8GB) SDHCカード 8GB 5,980 1.338円
東芝 SD-HC016GT4 (16GB) SDHCカード 16GB 28,811 1.800円
オリンパス M-XD1GMA (1GB TypeM) xDピクチャーカード 1GB 2,329 2.329円
オリンパス M-XD2GMA (2GB TypeM) xDピクチャーカード 2GB 3,923 1.962円
MOディスク アンフォーマット (640MB・1枚) KR640U1S 0.64GB 660 1.031円
MOディスク Windowsフォーマット (1.3GB・1枚) OD3-1300A DOS 1.3GB 1,120 0.862円
MOディスク アンフォーマット (2.3GB・1枚) EDMG23C 2.3GB 2,070 0.900円
IODATA ToteBag TB-M2/1GP USBメモリー (1GB) 1GB 900 0.900円
PQI Cool Drive U350 (4GB) USBメモリー 4GB 2,670 0.668円
バッファロー SHD-U16GS (16GB) USBメモリー 16GB 12,750 0.797円
WESTERN DIGITAL WD3200AAKS (320G SATA300 7200) 300GB 7,980 0.027円
WESTERN DIGITAL WD5000AACS (500G SATA300 5400) 500GB 10,478 0.021円
WESTERN DIGITAL WD10EACS (1TB SATA300 7200 1000GB 26,939 0.027円

一度しか書き込めないメディアではDVD-Rがダントツの安さ。1MB記録するのに0.007円。

扱いに難があるもののHDDは500GB付近が単位当たりのコストが最も安く、0.021円。xDピクチャーカードは同容量のSDカードの2倍とやはり高コストだった。

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CD-R、CD-RW

CD-Rは追記や一度の書き込みのみで、消去や修正は不可能で容量は650、700MB。CD-RWは書き換えが可能なものの、書き換えが可能な回数は1000回程度であったり、パソコン以外ではデータ(音楽など)が読み込めない事もあって廃れている。

CD-Rはディスクの書き込みに専用のソフト(ライティングソフト)が必要であり、現在では書き込み速度50倍までの物が登場。メディアもドライブも安価なので、パソコンに組み込まれている事も多い。

今となっては650MBという容量は物足りない事が多いが、メディア自体がカンタンに手に入り、多くのパソコン環境で使える事もあってまだまだ現役。電子データを第三者に納品する場合にもよく使われている。

近年のデジカメは最高画質で3MB(jpeg圧縮)を超えることも多く、650MB程度では写真 数百枚で満タンになってしまう。Youtubeのような低品質な動画であっても1個のファイルで何十MBとなるのでバックアップメディアとしては適さない事が多い。

メディア保存性については、記録方法がディスク記録面へレーザー用いて焼いているので、環境的な要素(直射日光、湿度、温度の変化)によって劣化し続け、何年、何十年と経てば何れ「寿命」をむかえる。劣悪な環境であると、比較的短時間でエラーが出て読み込めなくなってしまう事もある。バックアップとして用いている場合は、他のメディアにもバックアップしておくなど、経年劣化には気をつけておきたい。

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DVD-R、DVD-RAM

DVD-R(1層)、DVD-R(2層)、DVD+R(1層)、DVD+R(2層)、DVD-RW、DVD+RW、DVD-RAM…

と、規格が多い。「2層」というのは記録層が2重にあり、容量も1層と比べて2倍。Dual Layer、DLなどとも呼ばれる。 容量は4.7〜9.6GB。9.6GBタイプであればCD-Rが13〜14枚と同容量になる。

各特徴として

DVD-R = 互換性が高く、一度しか書き込めない。2層タイプはDVD+Rの方が普及しているとも。

DVD+R = -Rと同様、互換性が高く一度しか書き込めない。普及率で言えば-R側か

DVD-RAM = 主にパソコンデータ記録用として用いられている書き換え可能なタイプ。-RWよりも耐久性が高い

DVD-RW = 一般の市販DVDドライブとの互換性を重視した書き換えが可能なタイプ

DVD+RW = -RWと同様の性質を持つが、後発な事もあって日本国内の普及率はイマイチ

最近では上記の何れの規格も「DVDハイパーマルチ ドライブ」として全対応ドライブが発売されている。

TVなどの録画に用いられるDVDレコーダーはDVD-R、DVD-RWが多く採用されているが、RWの場合は録画・再生の頻度が高いとメディアが劣化して使用不可能になる。一方、DVD-RAM対応レコーダーであれば激しい書き換えにも耐えるとされている。DVDレコーダーは、大容量のHDDに加えて次世代規格のブルーレイの採用になるなど新しいステージへと移行中。

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CF、SD、SDHC、xDピクチャー

何れも小型のメモリーカードでデジタル家電製品に用いられている。

メディア名称
規格上の最大容量
転送速度
CF (コンパクトフラッシュ) 137GB 133MB/秒
SD (エスディー) 2GB 6MB/秒
SDHC (エスディー・ハイキャパシティ) 32GB 6MB/秒
xDピクチャーカード 2GB 5〜9MB/秒

携帯電話もデジカメも記録媒体をSDカードが主流になりつつあり、CFからSDに統一したメーカーも少なくない。特ににxDピクチャーを採用したデジカメは開発元である富士フイルムとオリンパスのみなのもあり、同容量のSDカードと比較して非常に高く廃れ気味。

歴史もあり、規格としては転送速度も高く、大容量に見えるCFについて、実際に市場に出回っている物では高スペックな物でも8GB・転送速度45MB/秒。例えばSanDisk コンパクトフラッシュ Extreme Ducati Edition 8GB SDCFX4-008G-JD1。

上記の製品だと8GB1つで30,000円と高価なので、一眼レフタイプのデジカメ(高画質で連続撮影、高品質な動画撮影など)に採用されている程度で、広く流通している一般的なデジカメにはSDカードが採用されている事が多い。

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国内開発企業は2社に減り続けたものの高信頼性が支持される、MO

一般的に用いられているMOは230〜2300MBとCD-Rよりもやや大容量程度。書き換えにもライティングソフト不要で、本ページに掲載されているどのメディアよりも耐久性に優れているとされている。

磁気、湿度、温度変化、紫外線(特にCD-RW等は弱い)に強く、書き換え回数1000回までと言われているCD-RW、DVD-RWの1万倍と信頼性は桁違いで、開発元が日本国内で2社(富士通、コニカミノルタ)し無い現在でも細々と使われ続けている。

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シェアを伸ばし続けるお手軽メディア、USBメモリ

安価、大容量、ライティングソフト不要、高速転送、小さい。容量は64GB(広く流通しているのは16GB)まで伸び、CD-R100枚分のデータを格納出来る。

余りにお手軽な為、重要なデータを持ち運んで紛失→情報漏洩問題というコンボを食らいやすい。なので、最近は暗号化ソフトを用いてアクセス制限するタイプや、指紋認証付きのUSBメモリが登場している。

CD-RやDVDとは異なり、64GB分のデータも静電気で瞬殺される場合もあり、電子回路上にメモリーが実装されているので外部環境によって影響を受けやすい。持ち運んでる間に事故ってしまう事もあるので、長期間のデータのバックアップにはあまり向かない。

基板含めて小指サイズなので、シャープペンシルの内部に実装したり、ナイフの取っ手部分に実装したりと変わり種も登場。

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ガンガン大容量化を突き進むHDD

最近では1000GB=1TB(1テラ・バイト)の製品が出され始め、回転速度はSerial ATAタイプでWESTERN DIGITAL社が10,000rpmの製品をリリースしている。開発も盛んで、今後も大容量・小型化が見込まれている。

反面、精密部品の塊で、特に衝撃に対して弱い。

内部の物理的な構造については空気の分子まで考慮して作られており、衝撃によりヘッド(読み書きする部分)と内部に入っているディスク(プラッタ、と呼ばれる)と衝突すると読み書きが出来なくなってしまう。

最近では位置センサーを実装して、傾いた瞬間にヘッドを待避エリアまで移動させる仕組みも取り入れられているが、何れにしても衝撃や環境の変化に対しては弱く、頻繁に持ち運ぶような事は避けたい(何れ事故ってしまう)。

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